2022/10/04
「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え,戦略的に実践することです。
経済産業省HPより
ブライト500を2年連続認定いただき感謝と共に、自社の取組を発信していく事で関わってくださる皆様の健康にも繋がればと考えております。
健康な経営は文字通り経営陣は元よりスタッフ全員がベストな状態で勤務出来る体制を継続する事で、顧客の満足度も向上し双方良しとなります。
大きな転機となりましたのは、過去に、大切な社員を白血病で失った経験がありその時の思いは今思うだけでも辛すぎて、二度とないようにしたいと亡き社員に誓いました。
そこからは特定健診受診率100%、40歳以上のガン検診100%を掲げ実践しています。
早期発見早期治療する事で救える命があります。
がん撲滅の取組は2022年9月福岡県知事表彰を受賞させていただき私どもの小さな取組が認められたことは亡き社員に誓った思いを改めて思い出させる出来事でした。
今年も検診の時期となりました。特定健診に併せガン検診のオプションを会社の負担で行う事で経済的負担をクリアし、健康に対する意識向上や団結力アップを目的とするためにどんな検診があり受診したいか等の社員の意見を採用し実施しています。おうちでドックや線虫検査を過去に取り入れたのもそのためです。健康への取組は30万から100万円ほどの予算を充てています。検診だけでなく再検査等の補助や健康増進への取組も楽しく取り組めるような報奨金制度も用意し率先して取り組む環境作りのための予算でもあります。 先だっては、福岡県のウォークラリーという面白い企画も社員から参加の声が上がり、社内ウォークラリーも同時開催し全員で健康作りを楽しむ事を行いました。
また社内にはジムを設置し勤務時間でも利用を許可し、隙間時間でも取り組めるような環境作りも行っています。
さらには、各々がかかりつけ医を持つことでメンタル含め健康で健全な日々を過ごしてもらいたいとも考えています。
高齢化が進む中、益々従業員確保も難しくなっています。企業にあった特に専門職の採用は難しく現状の社員のスキルを保ちマンパワーを落とさない事が今後の経営の重要なポイントとなるでしょう。そのためにも1人1人の健康を維持するために健康経営に全社で取り組むべきと考えています。
今年度はガン撲滅だけでなくメタボ改善という年齢的にも難しい課題に取り組み生活習慣病の予防、改善にも注力していきたいと取り組んでいます。
「誰1人取り残されない」SDGsの理念と同様に今後も健康経営に取り組む所存です。
弊社の取組を読んで頂き誠に有難うございます。
どなたかの健康への取組のヒントとなれば幸いです。
株式会社アビックス
代表取締役 髙﨑 弘明